croster dragon

70年代初期、パタゴニアの創立者が米国で設立したグレート・パシフィック・アイアンワークス社(米国シュナード・イクイップメントカンパニー)が発売したシュイナードザックは、カリマー、ミレーと並び、当時のアルピニストや登山家の羨望の的であり、まさにステイタスでした。 そのシュイナードザックと呼ばれる「Chouinard Dragon」を製造していたのが、日本のテントやザック、寝袋などの袋物中心の製造販売会社クロスターです。 Chouinard Dragonの特徴は、登山を楽しみながら実際に出てくる登山家の意見とアイディアを、日本の工場の確かな技術で作り上げると言う、お互いの協力体制でひとつのザックをつくりあげるというものでした。 以後、Chouinard Dragonのバッグを通し、いくつもの新開発が生み出され、新しい機能性に満ちあふれた商品を次々と完成させていきます。 2013年 そのChouinard Dragonの日本ライセンスと正規製造を行っていたクロスターが「croster dragon」として当時のザックを復刻。 登山を愛するカスタマーはもちろん、その人たちのオフシーンであるタウンユースできるようなザックをつくりたいという気持ちと、当時の技術開発をしていた日本の職人たちの歴史が「croster dragon」には込められています。

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